同じ日程で旅行に行くときでも、人によって荷物の量に差が出ることがあります。
もちろん、季節によって服や荷物がかさむこともありますが、荷物の少ない人は、持って行かないことにするという判断がいさぎよかったり、コンパクトにして持って行ったりするのが上手な傾向があります。
(関連して、「海外旅行の持ち物をそろえよう」の記事もどうぞ。)
今回は、旅行の荷物を少なくするコツについて書きたいと思います。
着替えの衣類の量を調節しよう
旅行で持って行く衣類ですが、着る服を決めて余分に持って行かなければ、ある程度減らせます。
「ひょっとしたらこんな服も着るかもしれない」
ということで、持って行ったのに、全く使わずに持って帰ってきたことがある人は、もう少し衣類を減らせるかもしれませんね。
下着やタオル類も、1週間など日程が長くなってきたら、現地で手洗いしたり、コインランドリーを使うなどして洗濯できれば、洗って着ることができます。
圧縮袋を使うと、衣類のかさを減らせますよ。
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タオルの枚数は減らせる

タオル
すべてホテルで宿泊するなら、タオルはホテルの部屋に備わっていることが多いです。
ただし、予備に1、2枚持って行くと良いと思います。万が一、ホテルに置いてなかったら困るからです。
現地でザーッと雨に濡れて、タオルでふきたいこともあるかもしれませんし、使える場面もあるでしょう。お土産などで瓶などがあるとき、タオルで包むと緩衝剤代わりにもなりますよ。
ドライヤーは持って行くなら、海外対応のものにする

ドライヤー
ホテルにドライヤーが備わっていることが多いので、持って行かなければかなり荷物がすっきりします。
特に海外の場合、コンセントプラグの形状だけでなく、電圧が違うと、日本のドライヤーが使えません。
電圧が違う場合には、変圧器があっても、ドライヤーのように出力の多い電化製品は変圧器の規格を超えてしまうため、使わないようにと説明書に記されていることが多いです。
(関連:海外旅行中のスマホの充電のために変圧器を持っていく必要があるの?)
それで、使いやすいドライヤーを持って行きたいときには、海外対応のものを選んで行きましょう。
一方、コンセントの形状だけの問題であれば、アダプタをつけて差し込めばそのまま使えますよ。
【ホテルの予約サイト】
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洗面道具をコンパクトに
歯ブラシや石けん、シャンプー、リンス、カミソリなどの洗面道具の場合、ホテルで支給されているものを使うことにして持っていかないこともできます。
ただし、ホテルによっては、カミソリがないこともあります。
歯ブラシやシャンプー、リンス、石けんは備えられているところが多いです。
実際に行ってみて置いていなかったら困る場合もあるので、コンパクトサイズのものを持っていくと、重くならずに済みますね。
オーラツーミー トラベルセット(ソフトケースタイプ)(1セット)
忘れてしまっても、ホテルや近くのお店に売っていることもあるので、いざという時には現地で買うこともできるでしょう。
ホテルのシャンプーで髪の毛がキシキシになるのがちょっと嫌な人は、コンパクトサイズで持って行くと安心かもしれませんね。
ラサーナ ダメージヘアケア トラベルセット 5日分(1セット)
コンタクトレンズはワンデータイプがおすすめ
コンタクトレンズの人は、1日使い捨てにすると、洗浄液を持っていかなくてよいので、荷物がコンパクトになります。
日数のギリギリよりも少し多めに持って行くと、途中でゴミが入って外してしまったりしても足りなくならずにすみます。
水の量を調節しよう

水
旅行中に飲む水を持って行こうかと迷う場合もあるかもしれませんね。
ホテルでは、ペットボトルの飲料水が用意されていることがほとんどなので、持っていかなくてもよいことが多いですが、予備として1、2本持って行くのも良いかもしれません。
ただし、たくさん持って行くと重くなるので、持って行くとしても少しで十分でしょう。
全体の荷物の量が多くなってきたら、水を減らすかやめてもよいかもしれません。
現地や空港でペットボトルのミネラルウォーターなどを購入して、調達できます。
持って行くときには、機内持ち込みできないので、預け荷物に入れましょう。
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ガイドブックを軽くできる?
本は、荷物が重くなりやすいです。
ガイドブックを片手に旅する場合でも、お気に入りの一冊に厳選して何冊も持っていかないとか、お気に入りのページだけ持っていくなどの工夫ができます。
るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ /JTBパブリッシング
地図や乗り物案内、名所マップのあるページだけにする方法もあります。
一冊くらいなら、持ち歩けると思います。
少しでも軽くしたいなら、電子版にして、スマホやタブレットの中に電子的に持っていくというのも良いかもしれませんね。
[applink id=”1371966557″ title=”るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ(2019年版)”]
現地でインターネットが使えれば、グーグルマップを開いたり、観光やグルメ情報を検索することもできます。
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財布

外貨
旅行中は、財布も荷物が重くなる原因になることがあります。
海外では、通貨が違うので、2種類以上のお金を使い分ける必要が出てきます。
現地通貨用のお財布を持つと混ざらないのでおすすめです。その時のは、小さなポーチのような、軽くてシンプルなものが使いやすかったりします。
バッグを持ったまま移動することが多い旅行中は、軽くて使いやすいお財布のほうが、がっしりしたお財布よりも便利かもしれませんね。
カードが使えるお店では、カード払いにすると、小銭のおつりが出ないので、お財布もすっきりとして管理しやすくなります。
(関連して、海外旅行にクレジットカードを持っていくのがおすすめ」の記事もどうぞ。)
【クレジットカード】
とはいえ、多少なりとも現金のほうが都合がいいお店もあるので、カード一枚だけでは難しいこともありそうです。
(関連して、「旅行で現金があったほうが良い場面」の記事もどうぞ。)
旅行カバン
旅行用のカバンの重さも考えてみると、荷物の重さが変わります。
スーツケースは、軽くて丈夫なものもあれば、丈夫だけれども重いものがあります。
スーツケースの分だけで数キロ使ってしまうようであれば、もう少し軽い構造のスーツケースにしてみると良いかもしれませんね。
(関連して、「旅行に最適なスーツケースのサイズは?」の記事もどうぞ。)
また、身の回りのものを持ち歩くバッグも、軽いか、取り出しやすいか、という観点で見ると、旅行中に使いやすくなると思います。
持ち物の注意点

保安検査
飛行機に乗る場合に、預け荷物や機内持ち込み荷物に入れてはいけないものが定められているので注意が必要です。
例えば、預け荷物には、モバイルバッテリーなどのバッテリー類を入れてはいけないことになっていますので、バッテリー類は機内持ち込みにしましょう。
【モバイルバッテリー】
(関連して、「海外旅行に携帯充電器を持って行くときの注意点とおすすめ」の記事もどうぞ。)
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また、機内持ち込みの荷物の中には、モバイルバッテリーを持ち込んでも良いですが、刃物や容量を超える液体物を持ち込むことができません。
液体は、機内持ち込み荷物には、100ml以下の容器に入れ、ジッパー付きの透明な袋の中に入れておくようにという規定があります。
透明袋は、食材の保存に使うようなジップロックなどが使えます。
特に、搭乗前の保安検査の際に、刃物やライター、ペットボトルなどがあれば、没収されて廃棄されることになるので、うっかり入れてしまわないように気をつけましょう。
日本の空港の場合、高価なライターなどの捨てられては困るものを実費で負担することで郵送できる場合もあるようですが、実際に郵送手続きをしている人を見たことはありません。
たとえ郵送できたとしても、手間も時間もかかるので、おすすめできません。
前もって、大丈夫なように用意しておいたほうが、スムーズに搭乗できますよ。
まとめ
荷物は、工夫することでもっとコンパクトにできると思います。
パスポートとチケット、クレジットカードなどの貴重品の他は、現地で購入できたりするので、すべて絶対に持っていかないとと心配しすぎないほうが、ストレスを抱え込まずに旅を楽しめるでしょう。
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