南国フルーツの中でも、フルーツの王様(King of fruits) とも呼ばれている、ドリアン。
これほどまでに好かれ、これほどまでに苦手な人のいるフルーツは、ほかになかなかないかもしれません。
日本では希少で、高価なので、なかなか試しに食べてみる機会が少ないと思います。
マレーシアでは、ドリアンが好きな人が多く、ドリアンの話になると会話が盛り上がりますよ。
今回は、ドリアンについてまとめてみたいと思います。
ドリアンの味と匂い

ドリアン
非常に刺激的なにおいがします。芳香性の香りで、ドリアンが好きな人はこの香りも一緒に楽しむようです。
また、クリーミーな食感で、アイスクリームにたとえて表現されることもあります。それで、冷凍庫に入れて凍らせてから食べるのもおすすめの食べ方です。
初めてドリアンを食べるとしたら、その強い香りに驚くことが多いので、凍らせてから食べるほうが少しにおいも和らぎ、食べやすくなります。
ドリアンの見た目はトゲトゲ
外の皮は、イガイガで硬い殻に包まれています。そのトゲは、見た目の通り、非常に硬く、刺さると痛いです。
はじめて食べようと思う場合、殻つきで買うと、どうやって中身を取り出してよいのか困ってしまうかもしれないくらい硬いです。
熟すと、割れ目ができて、そこを起点にして開くと開けれるようになっているそうです。
包丁で切って開けようと思うと、包丁の刃が欠けてしまいそうな感じに見えますが、コツがあるようです。
開け方がわからない時には、すでに外の皮を割ってくれているものを購入するか、現地で買うなら、お店の人にお願いして開けてもらうといいと思います。
美味しい中身は安全に守られていますね!
ドリアン風味のお菓子
ドリアン味のお菓子も結構あります。ドリアンケーキ、ドリアンコーヒー、ドリアンゼリーなどです。
ドリアン好きな人には嬉しいお菓子ですが、この香りが苦手な人にとっては、全く食べられない可能性があります。
かなり刺激が強いです。東南アジアらしいお土産にはなるのですが、元々食べ慣れていない日本人は、このにおいが苦手な人が多いので、プレゼントしても、美味しかったとなかなか言ってもらえないかもしれません。

マクドナルド
マレーシアのマクドナルドでは、ドリアン味のスイーツがありました!(写真左)
日本にはないメニューですね。
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同じようなお菓子にマンゴー味があったなら、マンゴー味の方が一般的にウケがいいと思います。
ただし、日本人でも、ドリアンが好きな人はもちろんいるので、喜んでもらえる人に渡したいですね。
タイのお菓子ですが、人気店のドリアン味のアイスクリームは日本でも購入できるようです。
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価格は高級
ドリアンは、例えばマレーシアでも、高級なほうのフルーツです。
東南アジアの地元で採れるフルーツなので、日本で買うよりも安いですが、マンゴーやパイナップル、パパイヤなどと比べると、結構高級な値段がついています。
味や香りが苦手な人は、無理に買わなくても良いと思いますよ。
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持ち込めない場所がある?

ドリアン
ホテルや飛行機の中、ガソリンスタンドなどで、ドリアンを持ち込んではいけない場所もあり、ドリアン禁止のマークが書いてあることがあります。
刺激臭だということもありますが、ガソリンのにおいに似ているところもあるので、危険だと勘違いしやすいという理由もあるかと思います。
最初、ドリアン禁止のマークを見たときには、爆弾の持ち込みが禁止されているのだと思っていました。爆発物はどんな場所でも危険なので、もちろん当然です。
実際に、住宅街のどこかの家でドリアンを食べたり、皮や種を捨てたりしたら、隣りや近所の人が、
「あ、だれかがドリアンを食べたな」
とわかることもあるくらい、においが強烈です。
食べた後の種や皮を捨てる際には、しっかりビニール袋の端を結んで出したほうが良いでしょう。
まとめ
「果物の王様」「キング・オブ・フルーツ 」と言われている、とても有名なドリアンなので、機会があったら一度試してみてはいかがでしょうか?
苦手と好きが分かれる味です。
最初は苦手でも、慣れるとおいしさがわかることもあるようなので、不思議なものですね。
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