先日、利用した国際線の搭乗前のことですが、アナウンスしている航空会社の係の人が話す英語が、妙に上手に聴こえてきました。
日本の空港なので、日本人だと思うのですが、何かいつもと違う感じがしました。日本人っぽい話し方ではなかったのです。
とっても英語ができる感じに聴こえました。
何かスピーチをしたわけではなくて、いくつかの注意事項を呼びかけていただけですが、そのわずかな時間だけで、何か違うと思わせるものがあったのです。
すごいな〜、と思わず注目してしましました。
今回は、英語のできる人の発音について書いてみたいと思います。
日本語にはない音を出せる
英語には、日本人が苦手とする発音があります。
例えば、
r、th、f、v、などの発音です。
その他にも、探してみると色々とあることでしょう。
辞書には発音記号というものがあって、それはつまりカタカナだけではうまく再現できない音があるということなのです。
自然にこれらの発音を使い分けられると、それだけでかなり上手に聞こえてきます!
発音が苦手な理由は?
一つには、慣れない発音を聞き分けるのが難しいことと、発音するのに練習が必要で、使ってみないと上手にならないことがあると思います。
また、
日本人相手に発音を良くして使うのに照れてしまって、言いにくいこともあると思います。
外国の人には、英語由来のカタカナの言葉を、そのまま言っても通じないことがあり、英語らしく聞こえるように言う方が伝わりやすいです。
日本で生活していると、かえって英語らしく発音するよりも、カタカナっぽく言った方が伝わることが多かったり、英語っぽく言うのが気恥ずかしいこともあるので、なかなか上達しにくいのかもしれません。
また、発音するのに慣れていないので、いざ使ってみようと思っても、自然に言うことが難しいです。
声に出してみないと上達しない
普段日本語で生活するときには使わないので上達しにくいです。
上手に英語の発音をするには、練習するか、実際に英語を使って慣れていかないと、自然な発音になるのは難しいと思います。
よく聴いて、聞き分けられるようになることが、まず大きな一歩ではありますが、
それからさらに一歩進んで、使えるようになるまでには、練習と実践が必要になってきます。
イメージトレーニングで、習得までの時間を短縮ができるのは間違いないですが、イメージトレーニングだけでは、自在に話せるようにまでにはならないのが普通です。
発音が良いとスマートに聞こえる

話す
発音が良ければ、ひと言ふた言や、数十秒という短い時間でも、
「この人は英語ができる」
と思わせることができます。
会話を始める時や、外国からのお客さんと話すときに、安心感や信頼を持ってもらいやすくなります。
その場合、必ずしも長いセンテンスが良いとは限りません。
短くても、適切で自然な言葉を選ぶほうが、伝わりやすいです。
音のつなげ方
聞き取りの時にも英語が難しく聞こえる一つの要素は、単語と単語をつなげると、合わさってなんて言ったのかよくわからなくなる、ということがあります。
例えば、
How are you?
と聞かれるときに、それぞれの単語ごとに考えると、
ハウ アー ユー?
ですが、実際には、
ハワユー?
と聞こえることが多いです。このようなことが、あちこちであると、それぞれの単語を知っているはずなのに、会話の中で続けて言われると、よくわからなくなるのです。
逆に、英語に慣れてくると、どんな風に発音すると自然に聞こえるかわかってくるので、こちらが話すときに、その話し方に倣って続けて言う方が、一つ一つの単語をくっきり分けていうよりも自然に、上手に聞こえたりします。
そして、分けて言うよりも、口の動きが楽になるはずです。
発音が上手になると、会話が楽しくなる
単語が合っていても、発音がやや違って聞こえると、聞き直されたり、結局通じないことがあって、もったいないです。
知っている単語数が少なかったとしても、確実に発音すると、確実に伝わり、思ったよりも会話ができることがあります。
それで、子音や母音の発音などを一度見直してみると、ぐっと英語が上手になって、会話が楽になるのではないかと思います。
まとめ
英語を自然な感じで話すには、どうしても練習したり、声に出して口になじませる必要があります。
英語の発音は言いにくいな〜、と思うこともしばしばですが、コツをつかむと面白くなってくるかもしれませんね。
また、多少発音が違っていても、自信を持って大きな声で、わかりやすい単語を使うと、通じやすいこともあります。
あきらめずに、英語を使う人とも自然に会話してみたりしたいですね!
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