マレーシアの気候は雨季(11月〜2月くらいまで)と乾季(3月〜10月頃まで)があります。
雨季には雨が多く、雨が降ると肌寒くなる日もありますが、毎日雨がずっと降っているほどではありません。
カラッと晴れて暑いな、と思っていたら、ザーッと強い雨が降ってきて、話し声も聞こえにくくなるくらい雨の音が大きくなったりします。
夕立ちのように、少し待つと雨が止んでしまうことも多いです。晴れ間に日がさすと、夏の暑さに戻ります。
今回は、雨季の時期の様子と過ごし方について書きたいと思います。
降り続く時もある
中には、なかなか止まない雨もあります。
そうすると、基本的に大粒の雨が降ることが多いので、あっという間に水たまりができて、量が多いとちょっとした洪水に近づくことがあります。
土地の標高の低いところや、排水のあまりよくない場所は、水がたまりやすいです。
雨は強くても、たいてい風はないので助かります。
雨の強さ
強い雨は、ゲリラ豪雨のようで、すごい音が「ザーッ」とそこらじゅうからしてきます。
それで、「ああ、雨が降り始めたな」とわかります。
雨が強いので、地面にはね返ってきて、傘を差してもぬれてしまいやすいです。
台風のような雨の強さではありますが、赤道に近い地域なのでよっぽどのことがない限り台風らしいものは来ません。
近くのフィリピンあたりで大きな台風が来ていたりすると、影響が少しあることもあります。いつもより雨が長引いたり、少し風が混じったりしますが、本格的な台風のようではありません。
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雨宿り

マレーシアで売っている傘は、骨組みが弱いものが多く、こわれやすいです。
丈夫な傘をさすよりも、雨が降ったら雨宿りをしてちょっと待って、止んでから移動する人も多いです。
傘は、雨のためだけではなく、強い日差しを避けるのにも必需品のように思うのですが、日本の台風の日のように、強い雨風が来ることがほとんどないので、弱い骨組みでもなんとか大丈夫なのかもしれませんね。
【晴雨兼用の折り畳み傘】
日差しよけができるような、傘の裏側の記事が銀色になっている傘も売っていますが、オシャレな傘は日本のほうが品ぞろえが多いと思います。
日本では、コンビニでもすぐにわりと丈夫な傘が買えるので、便利だな、と思います。
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雨にぬれるとそれなりに冷える
暑い地域なので、乾くのも速いのですが、雨の日は太陽が出ていないので、気温が下がります。暑くないのでちょうどいいこともありますが、そこで雨にぬれると、けっこう冷えます。
また、そのあと、クーラーの効いたところに行くと、冷えすぎて風邪をひきやすくなってしまいます。
それで、傘や、長袖の上着など、雨や冷え対策グッズを持っているといいと思います。
マレーシアで冬はありませんが、この雨季の季節は、半袖でいると肌寒い時もあったりするので、風邪を引きやすい季節でもあります。
※ クーラーの効きすぎに注意
蚊に注意

雨季の時期は、蚊が出やすいです。
それで、雨季の時期に東南アジア方面に行くなら、虫除けグッズを持って行ったほうがいいと思います。旅行に持って行くならコンパクトサイズがおすすめです。
【虫よけスプレー】
雨季の時期のほうが蚊が出やすいです。
ジャングルや藪のなかに行かないとしても、ホテルの部屋の中に蚊が一匹入ってしまって、耳もとでピュィーンと飛んでうるさいと、眠れずに疲れがたまってしまいます。
また、デング熱やジカ熱などの蚊が媒介する病気も予防できるので、蚊の対策はしておくといいでしょう。
すべての蚊が病原菌を持っているわけではなく、蚊に刺されたらすぐに病気になるわけではありませんので、心配しすぎる必要はありませんが、どの蚊が病原菌を持っているかわかりませんので、予防はしておいたほうがいいですね。
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また、体力が弱っているときのほうがリスクが高くなるので、無理のない旅行日程にして、体調管理を気をつけたいところです。
(関連して、「旅行中の体調管理で気をつけること」の記事もどうぞ。)
まとめ

カラッと晴れた青空は、東南アジアらしくて、ぜひ体験したいところですが、雨季で暑すぎない季節もなかなか悪くありません。
雨季といっても、晴れている時間のほうが多いので、夕立のような雨があることを見越して傘などを持っていけば、雨季のマレーシアも楽しめると思います。
東南アジアのスコールを体験したい人もいるかもしれませんが、
滞在中、晴れるといいですね!
※ 旅行の計画におすすめ
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