ゴキブリ対策は、「仕止める、家に入れない、増やさない」が基本です。
新しく引っ越したばかりだと、ゴキブリが出るとショックですが、増やさなければまだ大丈夫です!
いったいどこからゴキブリたちは部屋の中に入ってくるのでしょうか?
今回は、ゴキブリの侵入経路について書きたいと思います。
侵入経路になりやすい場所は?
ゴキブリの通れる隙間は、3ミリくらいと言われています。
大きなゴキブリもいますが小さな種類のチャバネゴキブリや、ゴキブリの幼虫たちもいることを考えると、時には3ミリ以下の隙間からでもゴキブリたちは侵入することができてしまうのです。
(関連して、「ゴキブリの通れる隙間はどれくらいか?」の記事もどうぞ。)
あらゆる隙間から、侵入してくる可能性があります。
窓、玄関から

カーテン
夏場は、暑いのでベランダの窓を開けたままにすることも多いですね。
窓から、そして時には玄関から入ってきます。
家主やお客さんと一緒に素早くサッと侵入してくることがあります。
網戸はたいてい蚊よけのためにする人が多いですが、実際にはゴキブリの侵入も防ぐことができます。
窓を開けるときに、網戸を閉めておくと、ゴキブリよけにもなりますね。
ドアのすき間から
ドアの下にあるわずかな隙間から出入りすることがあります。
スルリとすり抜けて入ってきます。
ぴったりと取り付けられたドアは大丈夫ですが、ちょっと隙間のあるものだと、要注意です。
排水溝のすき間から

排水溝
水まわりの排水管の入り口のすき間などからも侵入します。
ちょっとのすき間から上手にすり抜けてきます。先日、排水溝のすき間から出てくるゴキブリを見ました。
見ていないときにもよく彼らは行き来しているのかもしれないな、と心配になったので、知らなければよかったかもと思いました。
ゴキブリを仕止める方法
はじめて家でゴキブリを見た場合、「ほかにもたくさん隠れているのでは?」と心配になるものですが、必ずしも大繁殖しているわけではありません。
入ってきたばかりのゴキブリに出会うときもあります。
ちょうど家に入ってきてしまった1匹が住み着いてしまわないように、思いきって仕止めましょう。
必要に応じて、スリッパや殺虫剤なども使えると思います。
叩きやすい道具
丸めた新聞紙が効果的です。なければ、スリッパ、チラシ、読み終わった雑誌などでもいいです。
殺虫剤をシュッとかける方法もあります。
ゴキブリワンプッシュは、少ない量で効果があります。隙間に逃げ込んだゴキブリにもシュッとかけられます。
【ゴキブリワンプッシュ】
ゴキブリによく逃げられてしまう人には特におすすめです。ワンプッシュでかなりの威力があります。
台所洗剤をかけても効果があります。うまくかぶるように当てるのはけっこう難しいです。
素手でたたくのは最終手段でいいと思います。素手でもできるようになれば、もうゴキブリ退治のプロになれそうですね。
※ ゴキブリ退治についての記事

ゴキブリを増やさないために
【増やさないためにできること】
・ ゴキブリが隠れそうなところを掃除する
・ じゃがいもや玉ねぎの保管場所に注意
・ 寝る前に台所をキレイにして、食べ物を残さない
ゴキブリの好きそうな場所に注意しましょう。
いろいろなすき間に隠れます。
台所のシンクの下など、スッキリさせて掃除しやすいようにしておくといいです。
じゃがいもや玉ねぎが好きなので、置き場所に注意です。気になるようであれば、冷蔵庫に保存してしまうのも一つの方法です。
また、寝る前には食器を洗って片付け、テーブルの上や台所に食べ物を残さないのも、衛生面で効果があります。
ゴキブリがいそうなのに、なかなか姿を現さないときには、ブラックキャップを置いておくのもおすすめです。
【ブラックキャップ】
薬剤入りの餌が容器に入っていて、ゴキブリが夜中などにエサのにおいにつられて食べると効果を発揮します。
まとめ
ゴキブリの侵入経路のドアや排水溝のすき間など、ふさげるところは隙間をつめると、侵入を防げます。
また、ゴキブリが住みつかないように、シンク下、冷蔵庫まわりなどの掃除に気をつけたいですね。
それでもゴキブリはいろいろなところから侵入してくるはずなので、家にゴキブリが出てもあきらめずに対策していきましょう。
※ 害虫対策の記事

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