マレーシアではSNSアプリとして、 WhatsApp (ワッツ・アップ) がよく使われています。
ガイドブックに、マレーシアでは WhatsApp を利用している人が多いと載っていたので、日本でアプリをダウンロードしてから行きました。
日本で登録してみたら、WhatsApp を利用している友人がまわりに少なくてびっくりしましたが、使いやすくて気に入っています。
使い方はLINEと同じような感じですが、よりシンプルな感じです。
【WhatsApp アプリ】Screenshots
今回は、ワッツアップの機能や使い方の特徴について書いていきたいと思います。
人気の理由
・ メッセージや通話がインターネット回線でできるので、携帯料金の節約になる
・ 機能がシンプルでわかりやすい
・ 宣伝が表示されない
・ 自分のスマホに電話番号を登録している知り合いが WhatsApp を使っていたら、連絡先に自動で反映されるので、すぐに使える
・ 既読機能があるので、相手がメッセージに気がついているかがわかる
・ 使っている人が多い
・ 相手がプロフィール写真を設定していると、連絡する前に相手が合っているか見れるので確認しやすい
などの理由があると思います。
また、マレーシアではプリペイドSIMの利用者も多く、有効期限が切れたり番号が変わったりすることも多いです。
それで、プロフィール写真を見て、連絡する予定の相手かが確認できるところも便利です。
※ マレーシアの SIMカードに関連する記事
できないこと
強いて言うなら、スタンプ機能がないことです。
(追記 2018年11月のバージョンのアップデートで、スタンプ機能が使えるようになりました。)
また、ビデオ通話もできません。
最近はビデオ通話ができるようになっています!
ワッツアップに以前はなかったスタンプ機能や、ビデオ通話もできるようになり、ますます便利になっています。
※ ワッツアップのスタンプの関連記事
WhatsApp でできること

- メッセージ
- グループメッセージ
- 通話
- ビデオ通話
- 写真を送る
- ボイスメッセージを送る
- ビデオを送る
- スタンプを送る NEW
このほかに、気に入っているのが、
- 送信できているか レ
- 相手が受信したか レレ
- 相手が見たか レレ
- 相手の最終接続がいつだったかがわかるので、相手が今オンラインですぐつながるか、しばらく放置されていて気がつきにくいかもしれないかわかる
- 相手が入力中だと表示される
という機能です。
【既読の通知】
既読通知が相手に行ったら、早く返さなくてはいけない気がしてせわしないと感じる場合もあるかもしれませんが、送る側としては、返事はなくてもあるいはすぐに来なくてもいいので、相手に伝わったかどうかを知りたいことが多いものです。
相手が電波の圏外にいて気がつかないこともあるので、相手の状況がわかるこの既読機能は便利です。
【入力中の表示】
LINEでは、相手が「入力中」かは表示されませんが、ワッツアップでは表示されます。
まるで会話しているように、相手の動向がわかるので便利ですよ。
ただし、入力中と出る機能は、途中まで打ちかけたけどやっぱり後にしようとか、返事をやめようとかしているときに、入力中の表示になってしまいます。
相手がちょうど見ていて、入力しているのに返事がこないと、「どうしたのかな?」と気になったりするので、ちょっと気をつけています。
入力したけど送信をやめたりすると、相手も「返信がないな?」と思うこともあるので、短く返信すると良いかもしれませんね。
ボイスメッセージも人気

マレーシアでは、ボイスメッセージ機能を使っている人も多いです。
これは、通話ではなく、メッセージを録音して送るという方法です。
長い文章ではなく、ひと言ふた言を送るのがよくある使い方です。
文字を入力するよりも、早く返事ができるので便利なのかもしれません。
使い慣れないと、ちょっと戸惑うかもしれませんが、シーンとした公共の場でもなければ、誰かがボイスメッセージを聞いていても、スマホに 向かって何かぶつぶつとボイスメッセージを録音していても特に気にならない感じです。
日本では、ボイスメッセージを使っている人をあまり見かけませんが、文字の入力がしずらかったり時間がかかるようなら、ボイスメッセージの方が便利なときもあります。
ただし、相手が静かにしていないといけない場所にいるときには、メッセージを聞きにくいかもしれません。
電話とメールの中間のような感じですね。
日本でもそうですが、マレーシアの人もスマホが大好きで、いつも手に持って街を歩いている感じがします。
セキュリティ
ワッツアップでは、メッセージと通話は、エンドツーエンドの暗号化によって保護されています。
ワッツアップと第三者がそのメッセージを読んだり聞いたりすることはできないそうです。
シンプルな機能ですが、セキュリティがしっかりしているようですね!
けっこうおすすめの理由
というわけで、WhatsApp は結構おすすめのアプリです。
【友達の連絡先の登録が簡単】
LINEでは、知り合いかも?で自動的に友だち追加されないようにしていると、IDやバーコードで友だち登録する必要があります。
WhatsApp では、その電話番号で登録して利用し始めたら、自動的に反映されます。
自分のスマホの電話帳登録している人がワッツアップを使っていたら、すぐにその人に電話やメッセージを送れるようになります。
もし、知らない人や、間違いでメッセージが来るときには、ブロックすることもできます。
【シンプルで、電話やメール代の節約になる】
使い方はシンプルで、電話やSMSメールのかわりにワッツアップアプリを通して使うことができるような感覚です。
インターネット回線でメッセージや通話できて通話料を節約できます!
相手も登録していないと使えないので、日本では使える相手が限られてきますが、よく連絡する人同士 WhatsApp を使ってみてはいかがでしょうか。
※ ワッツアップの機能に関連する記事
機種変更でワッツアップを移動させたいとき
ワッツアップでは、スマホを機種変更で新しくするときに、データの移動ができます。
グーグルドライブなどにバックアップ先を指定しておくと、スムーズに移せます。
メッセージだけでなく、写真なども保存できて、新しい機種でも復元できるのが嬉しい点です。
ただし、機種変更の際に、電話番号認証があり、すでに無効になっている海外のSIMカードの番号をそのまま新しいスマホに引き継ぐことはできません。(SMSで、認証コードを受け取れないため)
※ 機種変更についての詳しい記事
※ バックアップについての記事
LINEと併用するといいかも

マレーシアで WhatsApp を使うなら、マレーシアの電話番号で登録すると、相手に伝えやすいです。
日本で登録した日本の番号でも使えますが、違う国の人に伝えるときには、国際電話と同じように国番号をつけて登録します。
日本の番号の場合
+81 を先頭にして、日本の 03 などの市外局番あるいは 090 などのはじめのゼロを取った番号にして、
+81 90 ×××× ××××
のような感じで、連絡先に登録してもらえば大丈夫です。
というわけで、日本ではLINEを使って、マレーシアでできた友だちにはマレーシアで WhatsApp を登録するといいかもしれませんね。
マレーシアの番号で登録しても、一度連絡先に登録すれば帰国後、日本からでもインターネット回線を通して無料メッセージや通話を使えます。
日本でも、 WhatsApp 仲間がいたらもちろん使いたいですが、今はあまり多くないので、LINEのほうが使える場面が多いな、と感じています。
お店などのサービスもLINEで受けれたりするので、こちらもうまく使いこなしたいところです。
まとめ
ワッツアップは、インターネット回線で利用できるメールと電話という感じです。
LINEのように、ビデオ通話やグループチャットもできますし、写真やビデオも送れます。
機種変更するときには、バックアップを取っておくと、メッセージのやりとりをそのまま引き継げるところもおすすめです。
日本では、LINEを使っている人が多いので、LINEの方が便利なこともあります。
ワッツアップの使い方は難しくないので、友達にも始めてもらうのもいいかもしれませんね。
また、海外の友達などと連絡を取るときにワッツアップは使いやすいと思います。
※ 海外でのインターネットや SIMカードについての記事はこちら
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