マレーシアは赤道に近いので、とても暑いと思われがちですが、全体的に見ると、一年中日本の夏のような気候のような気がします。
乾季と雨季があり、乾季はやはり暑いです。
(関連:雨季の過ごし方)
扇風機はもちろんのこと、クーラーがないと厳しい日も多くなります。
日本の夏の記録的最高気温ほど暑くないですが、乾季の強い日差しの下では、何も対策をしないと熱中症などで体調を崩してしまいますよ。
体調を崩さないためにも、日傘やサングラス、日焼け止めクリームなどを用意しておき、こまめに水分補給しましょう。
一方で、屋内のショッピングモールなどは、冷房が効きすぎていることも多いですので、上着やショールがあるととても便利です。
とくに寒がりだったり、クーラーが苦手な人は、冷房対策もしておくと良さそうです!
今回は、マレーシアでの冷房環境について書きたいと思います。
※ 熱中症対策についてはこちらの記事

天井ファン(扇風機)

天井ファン
天井に備え付けのファンをお店などでもよく見かけます。上から部屋全体に風を送ることができるので、かなり効果があります。
すごく勢いよく回っていても、上から扇風機の羽が落ちないようになっているので、大丈夫ですよ。
家にエアコンがなくても、このファンがあれば少々暑さをやり過ごせます。
エアコンにくらべて、自然な涼しさを出せるところがいいかもしれません。
クーラーの風が苦手な人には向いていると思います。
家庭用の扇風機
日本の家庭にあるような、ごくごく普通の扇風機も売っています。
家の天井のファンはなしで、小型扇風機をいくつか使って過ごしている家庭もあります。
電気屋さんに必ず売っていますし、電源をつないですぐに使え、いろんなところに移動できるので、便利だと思います。
網戸越しに自然の風が入ってくるしくみ
自然な涼しさを求めるなら、窓に網戸をつけておいて風通しを良くするのもいい方法です。
網戸なしの家もありますが、蚊よけのためにも網戸はあるに越したことはありませんよね。
昼間の直射日光は強いですが、日かげに入るとだいぶ過ごしやすくなります。
家の中で窓を開けて風通しを良くするとクーラーなしでも過ごせないことはないです。
雨の日は肌寒いこともありますが、マレーシアには厳しい冬の季節がないので、すきま風を防ぐことに重きは置かれていないような感じがします。
最近では、エアコンを設置することを前提にした家や建物が増えているかもしれませんね。
※ 蚊よけ対策についての記事

エアコン、クーラー

エアコン
マレーシアの人は、エアコンをつけるとしたら、かなり温度を低く設定するのが好きです。クールビズという単語はこちらでは使われていないように思います。
エアコンがある家が増えてきているようですが、なしで過ごしている家もまだまだあります。
空港、ショッピングセンター、お店などはしっかりクーラーが効いています。
ひやっと涼しいのが、心地よいです。
ただ、長時間過ごすには冷房が強いです。手足が冷えるので、上に羽織るものなどを持っていくと安心ですよ。
車のエアコンはクーラーのみ
マレーシア産の車などは、クーラーと送風のみです。暖房の設定はありません。
車のエアコンはクール専用です。
一年中夏だと、暖房する必要はないですものねー。
※ 国際免許証についての記事

家のクーラー
エアコンがある家が増えてはいますが、標準設備というわけではないので、物件を探すときにエアコンなしの物件があったり、エアコンがあると家賃が少し上がったりします。
扇風機などの自然な風で涼をとって過ごせないこともないですが、暑くて眠りづらい夜もあるかもしれないので、予算が許せばクーラーをつけるといいと思います。
※ 住宅の設備についての記事
ホテル
普通のビジネスホテルを含めてたいていのホテルには、エアコンがついています。
もしない場合は、部屋の説明のところにエアコンがないと書いてあることが多いです。
基本的に、ドライヤーもついているところが多いですが、中にはドライヤーがないホテルもあります。
マレーシアでは日本と電圧が違うので、もしドライヤーを持っていくのであれば、海外対応のものを選びましょう。(変圧器の容量を超えるので、変圧器とセットで持って行っても使えません。)
※ 海外旅行の電化製品の関連記事
海外旅行にドライヤーを持っていかなくて大丈夫?
まとめ
常夏に慣れていない日本人でも、マレーシアの空港、お店、ホテル、家には、扇風機やエアコンがついているので、それなりに快適に過ごせます。
もともと暑いのがとっても嫌いな人は、旅行先は別の国にしましょう。
マレーシアに行かれる方はぜひ滞在を楽しんでくださいね!
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