南国に行ったら飲んでみたいと思っていたのが、ヤシの実ジュースです。
子供の頃、周りでヤシの実ジュースを飲んだことがある人はほとんどおらず、「あんまりおいしくないよ」という伝え聞いた情報があったものの、
「でも飲んでみたいな〜〜」ということで、
今回の滞在で実現しました!
待望のヤシの実ジュースを飲んでみた感想を書きたいと思います。
ヤシの実を購入

ヤシの実
ズシリと重いです。感覚としては3kg強ありそうです。ヤシの木は背が高くなり、果実は上の方にできるので、これが空から降ってきて頭に当たったら軽傷ではすまないでしょう。
道端に落ちているヤシの実をよく見ますが、幸いにもちょうど落ちてくるところに出くわしたことはまだありません。
写真にもありますが、ヤシの実の上の方は、お店の人が皮を削ってくれています。実の上のほうをあと少々削ると内側にあるココナッツウォーターが飲めるようになります。
お店の人は、飲むだけの状態にカットもしてくれますが、持ち帰って好きな時に新鮮なココナッツウォーターを飲みたい人は自分で殻を割る必要があります。
この殻は、想像以上に硬く、素人が上手にジュースまでたどり着くのは本当に難しいです。
割るのに大苦戦
お店であと少しのところまで包丁を入れてもらっていたのですが、この先もしばらく時間がかかりました。
地元の人は、コツを知っているので、楽に削っているように見えますが、素人がすると刃が立ちません。無人島で生き延びる術を身につけるために練習しておくのもいいかもしれませんが、次回からはお店の人に最後まで切ってもらおうと思っています。
ココナッツウォーターの味

ヤシの実ジュース
飲む前に、冷蔵庫で冷やしておきました。
味は、スポーツドリンクのような、かすかに甘くちょっと味がついたような感じです。天然のスポーツドリンクがあるなんて素晴らしいですし、とても気に入ってしまいました。
好みもありますが、冷やしてから飲むと美味しいです。色は無色透明、よく見ると少し白っぽい透明です。
体を冷やす効果があるようで、暑い日に飲むのに向いています。
量もたっぷりとあります。暑い日には、一人で飲みきるのにちょうどいいですが、それほど喉が渇いていない日には、2人くらいでシェアしても大丈夫かもしれませんね。
ココナッツミルクとココナッツウォーター
「ココナッツミルク」と「ココナッツウォーター」は表現が似ていて、どちらもヤシの実からとれるのですが、別物です。
【ココナッツミルク】

ココナッツミルク
ココナッツミルクの方は、白い本当にミルクのような見た目で、ココナッツの香りがしっかりついていて、料理やお菓子にもよく使われます。保存パックに入ったものや、粉状で水やお湯に溶かしても使えるタイプなどの商品が日本でも手に入ります。
マレーシアだけでなく、東南アジア方面ではカレーなどにココナッツミルクが隠し味に入っていたりします。
【ココナッツミルクの缶】
【ココナッツウォーター】
一方、ココナッツウォーターは、スポーツドリンクのような透明であっさりした、暑い日にゴクゴク飲みたくなるようなものです。
まとめ

ヤシの木
南国に来て、ココナッツを楽しむということで選ぶなら、ココナッツウォーターからはじめるといいかもしれません。
クッキーをはじめ、ココナッツ風味のお菓子や飲み物はたくさん種類があるので、南国の味をいろいろ食べてみてくださいね。
追記:
後日、日本のファミリー向けの飲食店で、ココナッツウォーターがメニューにあり、びっくりしました。注文したら、ヤシの実ごと、現地で飲むように上を切って、ストローを刺して飲めるようにして出してくれました。
ココナッツウォーターの味を知りたい方は、日本国内でも実際に試せますよ。

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