飛行機を降りて、受け取りコーナーで預け荷物が出てこなかったことが、これまでに一度だけあります。
他の人のスーツケースが何周も回っているのに、自分たちの荷物が結局最後まで回ってこなかったのです。
ロストバゲージとは、預け荷物がなくなること、
ディレイとは、遅れて届くことです。
遅れて届くこともありますが、荷物が出てくるまでは本当に届くのかわからないので、はじめはディレイ(遅れ)でも、ロスト(紛失)とほぼ同じような状況です。
今回は、こうした経験を基に、飛行機の預け荷物で注意している点をいくつかご紹介したいと思います。
1. 貴重品は機内持ち込み手荷物へ

飛行機
預け荷物の中に、現金や、身分証、保険証など、貴重品やなくなったら困るものを入れてはいけません。
このことは徹底的に気をつけるようになりました。私たちの場合、幸いにも3日ほど遅れて荷物が届きました。荷物がほかの飛行機に乗って別のところに行ってしまったのが原因だったようです。
荷物が戻ってきたからまだ良かったものの、そのままなくなってしまうことだってあり得ます。
また、預け荷物に入れていた貴重品を抜き取られてしまうという危険性もあります。
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貴重品や身分証などの大切なものは、機内持ち込みの手荷物に入れるなどして、常に携帯しておきましょう。
荷物がないことに気がついたらすること
今回、荷物受け取り所で荷物がなかったので、空港の利用した航空会社の荷物窓口に申し出て、すぐに用紙に詳細を記入し、対応してもらいました。
次の便で翌朝には届くという予定でしたが、実際に届いたのはは3日ほどしてからです。
荷物受け取り所には、受け取られなかった荷物がいくつか置いてありました。これはおそらく、別の便に乗るはずだった荷物なのか、あるいは、同じ便に乗った人が間違えて似たような旅行スーツケースを持って帰ってしまったのかもしれません。
間違えて持って帰った人が、きちんと申し出てもう一度持って来てくれなければ、もう絶対に荷物は戻ってきません。
というわけで、どんなものも無くなってほしくありませんが、本当に失くなって困るものは手荷物に入れて目を離さなでいる必要があります。
2. 機内手荷物に1,2日分ほど過ごせる荷物をいれておこう
荷物が出てこないと、その日からすぐに困ります。
とりあえず1,2日過ごせるように、機内持込のほうに、着替えの服や身の周りのものを入れておくと安心です。
ただし、ハサミや規定容量以上の液体物など、機内に持ち込めないものもあるので注意が必要です。
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3. 預け荷物の重量追加があるなら、事前にネットなどで申し込もう!

スーツケース
旅行の荷物は、はじめに予定していた時よりも重くなりがちです。荷物の追加は、事前にインターネットなどで申し込んでおきましょう。
当日になってからカウンターで申し込むと、とても割高な料金になりことが多いですよ。
当日のカウンターで預け荷物を追加するのはかなり割高になるよ!
フライト当日にチェックインカウンターで超過分を支払うと、1kgあたりいくらという計算で、とても割高になります。
例えば、日本の国内線で、当日追加分は、1kgあたり800円、5kgオーバーで4000円の請求がありました。
この時、もし機内持ち込み手荷物のカバンの方に、いくらか物を移動させるなら、重量内に収まるかもしれませんね。
格安航空は、重量超過に厳しい傾向がある
一方、国際線の日本から台湾までの荷物を20kg → 30kgに追加するのを事前に申し込みしたら、追加分は2000円前後ですみました。
国内線の5kgオーバーで4,000円したことを考えると、安くて済みました。
各航空会社の料金設定によりますが、事前に申し込むだけでかなりお得です。何倍も違います。
特に格安航空会社では、荷物重量超過に厳しい傾向にあるようです。
飛行機の座席予約後でも、フライトの前日くらいまで、割安で荷物の重量追加を申し込めますから、事前に申し込んでおくと、当日に荷物を預ける時もスムーズです。
荷物が増えるとわかったら早めに申し込みしておくといいと思います。
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4. 旅行保険の補償内容を確認しておく

カード
今回、クレジットカードに旅行保険が含まれていたので、荷物到着の遅れでも保険が適用されるかと期待したのですが、実際にサービスセンターに電話して確認すると、自分のプランには、その補償は含まれていないということでした。
年会費無料のカードなので、仕方がないと思いましたが、年会費が発生するゴールドカードなどの中には、荷物の遅れまで補償してくれる旅行保険が付帯してものもあります。
また、航空会社や旅行代理店を通して予約するときにオプションでつけるられる旅行保険もあります。
いずれにしても、自分の入っている保険内容を確認し、実際に荷物が出てこなかった時にどこに連絡すればよいかを事前に把握しておくと、旅行中あわてずにすみます。
実際に荷物がなくなることは、何度も経験することではありませんが、補償してもらいたいのであれば、旅行保険の項目をぜひ確認するようにしましょう。
ケガや病気の補償はたいての旅行保険に含まれていますが、荷物の遅れの補償まで含めると、カード年会費や旅行保険料が少し上のランクになることが多いです。
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5. 荷物を少なめにしよう
海外旅行となると、日数も多くなるので荷物が多くなりがちですが、旅行の荷物を見直して余分なものを持って行かないようにすると、持ち運びも管理も楽になるのでおすすめです。
短めの日程であれば、機内持ち込みだけで済んでしまうこともあるかもしれませんね。
預けることにしても、荷物がコンパクトであれば、持ち運びしやすくなります。
ひょっとしたら、非常用のペットボトルの水を減らしたりなしにできるかもしれません。
(関連:海外旅行に行くときにスーツケースに水を持って行った方が良いか?)
また、ドライヤーなども、ホテルに置いてあることが多いので、持っていかなくても大丈夫だったりします。
(関連:海外旅行にドライヤーを持っていかなくて大丈夫?)
たくさん持っていかなければ、紛失したときのダメージも軽減できます。
もう少し荷物を軽くできるかもしれませんね!
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まとめ
荷物がすぐに受け取れないと、手続きのために時間を取られて予定していたように動けなくなったり、服などを余分に買うことになったりして大変です。
現金・貴重品は入れておかないとか、保険をかけておくなど、対策をしておくなら、多少なりとも問題を軽減できますよ!
旅行前にぜひ備えをしておきましょう。
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