以前、知人が魚焼きグリルでパンをトーストしていると言っているのを思い出して、オーブントースターや電子レンジに頼らないトーストやごはんの温め方法を実際に試してみました。
魚焼き用のグリル、フライパン、蒸し器を使う方法などがあります。
魚焼きグリル
ガス火で焼くので、カリッと短時間でトーストが仕上がりました。グリルに残った魚のにおいが移ってしまうのではないかと心配していましたが、全くにおいは移りませんでした。
多機能の大きなオーブンレンジでトーストしようとすると、オーブンが温まるまでの時間も必要で8分くらいかかる機種もあったので、直火のガスグリルの速さは驚異的です。1分くらいで出来上がります。
オーブントースターでも2-3分でできるので、問題ないですが、ガスグリルが最速だと思います。
フライパンで

toast
そのままパンを乗せて焼いても、カリッとトーストが仕上がります。今までは、フレンチトーストを作るときだけフライパンを使っていましたが、油もひかずそのまま乗せるだけで、あまりに簡単に焼けたのでびっくりしました。
冷凍保存のパンをそのまま乗せて大丈夫です。
お好みでバターと一緒に焼いたりすると美味しそうです。
トースターも、魚焼きグリルもないときでも、ガスコンロとフライパンがあれば大丈夫だということがわかりました。
テーブルロールの場合
食パンであれば、冷凍庫から出してすぐに焼いても問題ないですが、バターロールやテーブルロールなどの厚みのあるパンは、すぐに焼くと中が凍ったままになってしまうことがあります。
冷凍庫から出して少し待ってから、フライパンやグリルで焼いたほうが上手にできます。あるいは、ハンバーガーのパンのように🍔、半分に切ってから焼くと、冷凍庫から出してからすぐでも火が通ります。間にベーコンやレタスやトマトや卵を入れてバーガー風に食べるのもいいかもしれませんね。
テーブルロールなどは、電子レンジで20秒くらい温めるだけで、ほかほかに仕上がったりするので、急ぎのときはレンジのほうが便利だったりします。
ただし、レンジで温めたパンが冷めて少し経つと、めちゃくちゃ固くなることがあるので、食べる分だけ温めるほうがいいです。
ごはんの温め
冷やごはんの温めで、最近気に入っているのは、テフロン加工でくっつきにくいフライパンにそのまま入れて蓋をし、弱火で温める方法です。5-10分ほど、お好みに合わせて、温まったら出来上がりです。
蓋をすると、ご飯の水分が逃げずにフライパン内に残るため、蒸すような効果もあります。火を止めてから数分置いておくと、水蒸気がこもって、フライパンの底にごはんつぶがつきにくくなります。
電子レンジに比べると時間が少し余分にかかることと、テフロン加工でごはんつぶが残らないとはいえ、フライパンを洗う手間が少し増えるくらいで、それほど手間はかかりません。
長めに温めるとおこげができます。温まってから少し醤油をまわし入れてさらに火にかけると、焼きおにぎりのようなカリカリも作れます。
蒸し器

蒸し器え
蒸し器があるなら、電子レンジでの温めの感覚でごはんや野菜やおかずの温めができます。
ごはんは、電子レンジよりも蒸し器のほうがふっくらと温められるので美味しいと思います。
パンも蒸すとふかふかに柔らかく蒸せます。
蒸し器の一番下の部分に水を入れ、セットして蓋をして火にかけるだけで、美味しく温められますが、手間としては、電子レンジのほうが早く出来上がります。
試行錯誤
パンよりもごはんの温め直しのほうが、やや難易度が高いです。それでも、慣れればそれほど大変ではありません。
残りごはんをおかゆにしたり、鍋にごはんと少量の水かお湯を入れて炊き直してみたりもしました。おかゆやチャーハンにしてもおいしいですし、鍋での温め直しもできます。
テフロン加工のフライパンに入れて直接温める方法は、チャーハンを作るよりもラクにできました。
まとめ
一人暮らしを始める場合や、台所の電化製品を少なくしてすっきりしてみたいときには、電子レンジなしで過ごせるか試してみてもいいかもしれないですね。
本当に忙しい方、お弁当や冷凍食品を温めてすぐに食べたい方は、無理せず電子レンジをフル活用するほうがストレスがたまらないと思います。
ライフスタイルに合わせて、キッチンをカスタマイズしていきましょう。
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