マレーシアの通貨はRM(リンギット)です。
1RM = 26.13円 (2021年7月17日現在のレート)
最近の平均的な為替相場の幅は、
1RM=25〜30円くらいです(2021年7月時点まで)。
1RM以下の単位は、sen(セン)で、1RM=100sen です。
新型コロナウイルスが流行してからRM 25円台が続いています。コロナ以前とくらべて円高で、円から両替するとお得ですが、コロナ流行のせいで旅行するのが難しくなっていますね。
(関連:新型コロナウイルスの影響で渡航中止勧告(2020年3月31日))
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両替の方法
両替所で
空港や、街にある両替屋さんで、日本の紙幣から、マレーシアリンギットに両替できます。
1RM札とコインは両替所で、「小さすぎるので日本円に交換できない」と言われるので、買い物のときにはコインや1RM札を出来るだけ使って、ためないほうがいいです。
硬貨は、有料のトイレで使うことができるので、滞在中に持っているといいと思います。
有料だと、一回あたり、30セン(sen)のところが多いです。
(関連して、「旅行で現金があったほうが良い場面」の記事もどうぞ。)
大金を持ち歩いているのがわかると 、スリ、ひったくりに狙われやすくなりますので、特に両替の前後はスキを作らないように、できるだけ用心してくださいね。
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現地のATMで

クレジットカードのキャッシングサービスやVISAデビットカードなどを使って、ATM機で日本の銀行口座から現地通貨を引き出すことができます。
ただし、海外で使える設定になっているか、詳しい設定や限度額、事前の登録などをよく確認してから行くようにしましょう。
※ デビットカードで現地通貨を引き出す関連記事
【VISAデビット・VISAプリペイド】
いくつかの銀行で発行しているVISAデビットカードは、日本の口座から現地の通貨を引き出すのに向いています。
クレジットカードのキャッシング機能を使うのが苦手な人におすすめな方法です。
また、同じように、事前に入金した中から使うことができるという、VISAプリペイドという方法もあります。
VISAデビットや、VISAプリペイドもクレジットカードと同じように、VISAマークのあるお店でショッピングのカード払いができます。
クレジットカードと違う点は、使うとすぐに口座から引き落とされ、残高がなくなるとそれ以上は使えなくなります。
一方、クレジットカードは、後払いなので、1ヶ月分ずつ翌月以降に引き落とされます。
クレジットカードも、旅行保険などがついているものがあるので、旅行に持って行くと安心なことが多いです。
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VISAプリペイドNEO MONEY で海外の現地通貨を使うには
ATM機を使うときに気をつけること
ATMを利用するときは、銀行内にあるATMを、窓口の営業時間内に利用するのがおすすめです。
また、レシートは必ず受け取るようにします。まれに、引き出したことになっているのに、紙幣が出てこないなどのトラブルがあるからです。
そんなときは、すぐに窓口に行って確認してもらいましょう。銀行のスタッフはたいてい英語が通じます。英語がうまく出てこなくても、ジェスチャーなどでカバーできるときもあります。
あるいは、利用したカードのサービスセンターに電話して聞いてみましょう。
★ 国際電話は、日本には、+81 に続けて、一番はじめの市外局番などの0を取って、日本の電話番号を入力するとつながります。
紙幣が無事に出てきても、レシートを取っておき、ネットバンキングなどで残高を確認しておくと安心です。
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物価の目安

生活費は、食料品と日用品は日本の1/2くらいを目安にするといいと思います。
市場の野菜は、ひとかたまり2RM(60円)くらいで、日本の1/2くらいの値段になります。
ただ、輸入品や乳製品、酒類は値段が高く、日本で買うよりも高いこともあるので、食の好みによって、かなり変わってきます。
キッコーマンのしょうゆが、1Lで20RM(600円)くらいしたりします。日本食材は高いです。
日本で食材を買ったり、外食するよりも断然安くなりますが、当然、高級食材や輸入品、高級レストランばかり利用していると、かえって食費が高くなるかもしれませんよ。
買い物で使えるマレー語
これは何 RM(リンギット)ですか?
Berapa ringgit ini? ブラパ リンギット イニ↑
あるいは、
おいくらですか?
Berapakah harganya? ブラパカ ハルガニャ?
などと聞きます。
飲食店で、食べ終わって支払いたいときは、「お勘定」の意味で
Kira. キラ
と呼びかけます。
カフェに行った際や、おみやげを買うときに使ってみましょう。数字もマレー語がありますが、英語で言ったり、紙や電卓に数字を表示して金額を教えてくれます。
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まとめ
通貨の単位が違うと、その金額が高いのか安いのか、感覚がわかりにくくなってしまいます。
ざっくり計算するとしたら、
リンギットに✖30
をすると、おおよそ日本円で換算した数字になります。
もちろん、おおよそです。
お買い物は計画的にどうぞ。
旅行で行くにしても、生活するにしても、買い物は避けて通れません。
買い物や外食を通して、マレーシア文化に触れ合うこともできるので、ぜひ滞在を楽しんでくださいね。
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