今回は、マレー語のあいさつをご紹介します。
外国人がマレー語で話しかけると、かなり喜ばれます。「おはようございます」とか、「ありがとう」といったひと言、ふた言でも「話せるのね〜」と驚かれます。
英語でも意味は通じますが、地元の言語であいさつするとリアクションが違うようですね。
マレーシアの人に会うことがあったら、ぜひ使ってみるといいですよ!
発音のポイント
発音は、ほとんどローマ字読みで対応できます。
注意点としては、
① e の読み方(「エ」ではなく「ウ」に近い。「エ」の口の形で「ウ」というので「ウ」と聞こえる)
② 最後がk、p、tなどで終わる単語は、小さい「ッ」をしっかり入れることと、
③ 子音を意識することです。
- e は、「ウ」に近い発音です。日本語の「エ」と違っていて、「エ」を言うときの口の形で「ウ」と言う感じの発音です。単語によっては、そのまま「エ」と読むものもあります。
- u は、もっとしっかり唇をまるく突き出して、くどめに「ウ」といいます。
- 単語の最後が、k,p,tなどの子音で終わっていたら、小さい「ッ」を意識して歯切れよく。
- ng は、「ン(グ)」と、gを鼻濁音にします。gの音を鼻の奥に響かせる感じです。
- LとRの違いはあります。Lは舌を大きく広げて上の歯につけてから離し、Rは舌を上に巻く感じです。Rは軽く巻き舌風にすると雰囲気が出ます。Lはしつこく、くどく「ル」と言い、Rはあっさり普通に日本語の「ル」と言う感じです。英語のLとRの違いができる人はそれでOKです。
日本人にとっても、発音しやすく、聞き取りやすい言語だと思います。思いきってマレー語を使ってみると、コツがわかってくると思います。
LとRは、本当は違うけど、多少違ってもけっこう通じたりするので、こわがらずに話しかけてみてくださいね。
eの発音や、ngの、鼻にかかるようなgの発音はなかなか難しいのですが、ちょっとうまくできなくてもわかってもらえることが多いので、使いながら覚えていきましょう。
午後という意味のpetangは、eとngの両方あるので、正確に発音できるとマレー語の上級者です。
あいさつ
おはようございます
Selamat pagi. スラマッ(ト) パギ ー
親しい間柄だと、略してpagi パギー とだけにして言うこともあります。
こんにちは
Selamat petang. スラマッ(ト) プタン
正午ごろだと、Selamat tengahari. スラマッ トゥンガハリ
夜だと、Selamat malam. スラマッ(ト) マラム
という表現もあります。
お元気ですか?
Apa khabar? アパ カバー(ル)↑
最高! Bagus! バグース
いいよ Baik. バイッ(ク)
まあまあ Boleh juga. ボレ ジュガ
悪い Buruk. ブルッ(ク)
Apa khabar? 元気?と聞くとほぼ答えてくれます。
ごはん食べた?
Sudah makan? スダ マカン↑
済んだよ Sudah. スダ
まだだよ Belum. ブル(ム)
Belum まだだよ と答えても、これから一緒に食べに行こう、と必ず誘われるわけではありません。これはあいさつことばで、食事に誘いたいわけではありません。
朝ごはんを食べないとダメとか怒られることもありません。
とはいっても、一緒にごはんや飲み物を飲むことは好きなので、この Sudah makan? ごはん食べた?というあいさつとは別に、食事に誘われることはあるかもしれません。
カフェに行くのもマレーシアでの楽しみの一つです。
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ありがとう
Terima kasih. トゥリマ カスィー
インドネシア語は、これをテリマカシと読むのですが、マレーシアでは、トゥリマカスィーというほうが自然に聞こえます。
たいていは、sama sama と返してくれます。
どういたしまして
Sama sama. サマサマ
Sama sama. には、お互いさまという意味があるそうです。Terima kasih. というと、ほとんどの人がSama sama.と気持ちよく返してくれます。日常では、略してSama. サマーと一回だけにするのもありです。
Terima kasih. Sama sama. は、いろんな場面で使えるとってもいいことばなので、短い滞在でも、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
さようなら
Jumpa lagi. ジュンパ ラギ
またね
Jumpa nanti. ジュンパ ナンティ
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